雨の午後

イスラム圏の最近の動向に関する話を聴きにいった。中東出身の二人の専門家が話をした。気持ちの良いサロンで、ソファーにすわって話をきいた。歴史、地理、政治、経済、宗教を丁寧にひもときながら、3時間にわたっての知的刺激にみちた時間。こうした時間をもつことではじめてわかることがある。テレビなどでは、専門でもない人の3分間の説明といったものがあまりにも多いような気がする。そして何よりたのしかった。

会場につくまえ、昼食をとった。たまにおとずれる、坂道の途中にある一軒家のお店。こころやすらぐしずかな時間がすぎていく。こころがみたされていくことを感じる1日だった。