ジョギング

毎日、朝はしっている。以前から週末ははしっていたのだけれど、今は毎日はしっている。おおくの人は毎日1~2時間、通勤・通学につかっているのだから、毎日はしってもどうということはないはずだ。ゆっくりと1時間程度はしるだけだからたいしたことはないだろうとおもった。

とはいえ、週末はしるのと毎日とはちがった。まず、ある日、はしっていると肺のなかが突然活性化したような感覚があった。肺がひろがり、ミントの風がはいってきたような感じだった。ねむっていた肺の機能がうごきだしたのだろう。そして微熱があるような感覚がつづいた。恋愛期間中に微妙に体温があがるという話があるけれど、そんな感覚だ。つかれが抜けきらず、疲労物質がのこっている感覚だ。雨が降った。その日ははしるのをやめた。体温が下がり、体がやすまるのを感じた。

毎日はげしい仕事をしたり、遠距離通勤・通学をしている人のことをかんがえるとどうかなとはおもうけれど、たまにはやすんでも良いのだろう、とおもった。とはいえ翌日からまたはしりはじめた。次第に体が慣れていくのを感じる。微熱もなくなった。きっとこうやってずっとはしりつづけていくのだろう。