空白の時

いろいろな手続きをする日々がつづいた。役所に行き、いろいろと資料を手に入れ、別の役所で書類を提出する。また、出席しなければいけないいくつかのあつまりがあって、そのための資料作りなどの仕事がつづいた。こうしたことが一段落した日、ふっとテーブルを前にしてすわる。いろいろなことがおわった。ぽっかりと何か空いたような気分だ。

こうしていろいろなことがおわっていくのだろう。めずらしく、やすみたいとおもう自分がいる。やらなければいけないことはあとわずかだ。かたづけようとはおもうけれど、ふっと一息つく。

終わったら、何をしよう。音楽をきこう。ソファーにすわり音楽を聴こう。読みたいとおもってとっておいた本をよもう。ゆっくりと読もう。それとも、ひさしぶりに友人に連絡をしようか。あるいは、おもいきって旅行をしようか。

はやいけれど今日はもうやすむことにしよう。